アメリカン・エキスプレス(American Express、以下「アメックス」)が発行している商品券をご存知ですか?柔軟な使い方が可能ができる便利なギフトカードなのですが、近くに使える百貨店がなかったり、自分では使い道がなかったりする場合、買取を検討することもあるでしょう。今回は、アメックスの商品券の概要と、使わない場合の買取について、その方法や注意点などを解説します。
アメックス(American Express)が発行している商品券
アメックスは「百貨店ギフトカード」という商品券を発行しています。
券種は3,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円の6種類で、アメックスのウェブサイトや、アメックスの提携店で購入できます。
百貨店ギフトカードは全国にある約180の百貨店で利用できます。有効期限がなく、残高がなくなるまで、1円単位で使うことができます。お財布やカードケースにしっかり収まるサイズのカードタイプなので、大きいお財布を持ち歩かない人にも喜ばれます。
百貨店ギフトカードは通常の販売価格は下記の通りです。
3,000円 → 3,160円
5,000円 → 5,210円
10,000円 → 10,310円(※10,000円)
20,000円 → 20,510円(※20,000円)
30,000円 → 30,760円(※30,000円)
50,000円 → 51,260円(※50,000円)
※()内の金額はウェブサイト特別優待価格です。
通常はこの価格で販売されていますが、年に数回、「3%オフ」「ポイント2倍」というようなアメックスカード会員対象のキャンペーンが行われ、キャンペーン期間であればお得に百貨店ギフトカードを購入することができます。
ただ、このような便利なギフトカードでも、「近くに使える百貨店がなかった」などということもありますよね。そんなときは”使いそうな人にあげる”もしくは”買取してもらう”ということになるものです。
アメックス(American Express)の商品券は買取してもらえる?
自分では使わない百貨店ギフトカードを使いそうな人にあげる場合は良いとして、「どこかで買取をしてもらいたい」と思った場合、どこで買取をしてもらえるのでしょうか?
・金券ショップ
「商品券の買取をしてもらおう!」と思ったとき、誰もが考えるのが、多くの商品券・金券を取り扱っている金券ショップでしょう。
アメックスの商品券である「百貨店ギフトカード」ですが、金券ショップによっては買取不可のところも存在します。どこでも買取をしてくれるわけではないので、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、商品券でいうと、JCBギフトカード、VISA・VJAギフトカード、全国百貨店共通商品券などの方が知名度も高く、使える店舗が多いことから、百貨店ギフトカードよりも需要が高めです。そのため、百貨店ギフトカードの買取をしてくれる金券ショップであっても、場所によっては換金率があまり良くないかもしれません。
百貨店ギフトカードに限らず、金券ショップに商品券・金券を売る際には、店舗によって力を入れている商品券が異なるため、複数の金券ショップの換金率を比較してから買取に出すことをおすすめします。
また、金券ショップが買取をしてくれるのは、未使用のギフトカードです。少しでも使ってしまったギフトカードは売ることはできないので注意しましょう。
・オークションに出品する
”買取”とは違いますが、オークションに出品して買い手を探すというのも一つの手です。しかし当たり前ですが、オークションなので額面よりも安い金額でスタートしないと買い手がつかないこともありますし、自分が思っていたよりも安い金額で売ることになるケースもあります。また、既に色々な物を出品していて、オークションアカウントの評価が高い人であれば買い手がつくかもしれませんが、出品経験が無い人やアカウントの評価が高くない人の場合、信用面で警戒されて、買い手がつかないことも考えられます。
オークションに出品する場合は、商品券の券面をキレイな状態にするなどの配慮も必要です。
まとめ
アメックスの「百貨店ギフトカード」は、使い勝手の良さと定期的な会員特典が魅力の商品券です。会員限定のキャンペーンを利用することで、割引やポイント還元が期待でき、購入時にお得感が広がります。
一方で、自分での利用が難しい場合は金券ショップでの買取も検討できますが、いくつか注意するべき点があります。未使用であることが前提であり、金券ショップの換金率や取り扱い可否を確認することが大切です。また、オークションを活用する手段もありますが、信用面や出品経験が影響することも考慮すべきです。
どちらの方法を選ぶかは、自分の状況や希望に合わせて検討しましょう。